2017年夏。ロコドルは元気か?【汐留ロコドル甲子園2017】

「ロコドルブームは終わった」という話を聞いたことがある。
どこで聞いたのかと調べてみたけれど、納得できるような情報をみつけらなかった。
本当のところはどうなのか?定かではないが、「超汐留パラダイス-2017 SUMMER-」内で行われた「汐留ロコドル甲子園2017」の決勝戦を見ていて、少なくとも「ロコドルは多様化している」と言えるのではないかと感じた。

■水戸ご当地アイドル(仮) ~地域密着型の純正ロコドル~
水戸ご当地アイドル(仮)オフィシャルHP
印籠を見せるとファンが土下座でひれ伏したり、「行くっきゃねーべ!」の掛け声で曲が始まったり、偕楽園の梅をテーマにした口上が入ったり、ご当地ネタがパフォーマンスのいたるところに散りばめられていた。
このグループがトップバッターだったのだが「そうだよな、ロコドルって上手く地元色をパフォーマンスに取り入れるもんなんだよな」と気づかせてくれただけでも、彼女たちを最初に見られて良かった。
ラストの『NEBAPPE☆MITOPPO』(オフィシャルではないようですが⇒[OPV] NEBAPPE☆MITOPPO)の「ねばっぺ ねばっぺ ねばっぺよ」、「ねばれ!ねばれ!ねば!ねば!ねばれ!」の連呼は「これぞロコドル」って感じ。

■SunRisa ~ビジュアル重視ダンス&ボーカルユニット~
SunRisaオフィシャルHP
二組目は、歌もダンスも上手くて、可愛らしい二人組。
モデル活動もしているらしく、スラッとしたスタイルを活かしたダンスが魅力的だった。オフィシャルHPなどを見てみると、アイドル活動は表現方法の1つという感じか。
京都からの遠征だったため、他のグループに比べて応援団が少なく、アウェイな環境でライブをしなければならなかったのは少し可哀そうだった。
ただ、そんなアウェイ感をものともせず、明るく元気に全力でパフォーマンスする二人の姿は、ホーム現場だとまた印象が変わってくるのかな?と思わせてくれた。
他グループのファンが小声(笑)でMIXを入れていたりしたが、基本的にMIXとかは無さそう。

■8princess ~地下系ライブアイドル~
8princessオフィシャルHP
三組目は東京・八王子を拠点とするグループ。
さすがに地元(「23区に憧れて」という曲はあるが(笑))だけあって、ファンの声援の大きさと統一感は出場グループの中で一番だった。
パフォーマンスは完全に地下のライブアイドルという印象。
都内で毎日ライブをやっているような地下アイドルと戦っていかなきゃならないので、自然な流れといえば自然な流れかな。
今回のイベントは「撮影OK」ということで、最前周辺にカメコが陣取っていたため、本来の力を発揮できなかったのかも?という印象はあった。
たぶん、ライブハウスでライブをするときは、ファンの盛り上がりとともに、彼女たちはもっとブチ切れた(?)ライブをするように思えた。

■フルーレット ~天下取ったる!正統派アイドル~
フルーレットオフィシャルHP
ラストは滋賀県代表の9人組グループ。
ライブパフォーマンスにはご当地感は少なかったけれど、奇麗に揃った9人でのパフォーマンスがとにかく良かった。
これまでのロコドルのイメージは、”本気でアイドルを目指す”というより、”クラブ活動的にできる範囲で”だと思っていたが、フルーレットのパフォーマンスを見て、印象がガラッと変わった。
ただ、「アイドルを本気で目指す=東京で勝負」だとすると、ロコドルとしてはどちらが正解なのか難しいところ?
フルーレットに関しては、オフィシャルHPに地元企業へのバナーリンクも沢山貼られているので、あくまでも軸足は「地域密着型の純正ロコドル」になるのかもしれないが。

最初に「ロコドルの多様性を感じた」と書いたが、その点については、現状のアイドルシーンと大差はなさそう(もっと細分化されているがw)。
逆にロコドルには「地域密着型」という強みがあり、ブームに左右されずに生き残っていける可能性もあると思うので、ロコドル甲子園のような場で継続してフォローしてもらえることに期待したい。

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■汐留ロコドル甲子園2017~決勝戦~
■2017年8月26日(土)
■汐留・日本テレビタワー大屋根広場
メアリと魔女の花ステージ

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